「ダ・ヴィンチコード」に続く「天使と悪魔」(後半ネタバレあり)

こんにちは、豆珈琲です。
今日も空元気にキーボードに向かっていきます。

先日の記事で、映画または小説の「ダ・ヴィンチコード」について触れましたが、
今回は期待を裏切って映画「ダ・ヴィンチコード」の続編の「天使と悪魔」について記事を書いて行きたいと思います。 

mamecafe.hatenablog.com

 

なぜ、「天使と悪魔」からなのか?

理由は2つあります。

1つは、私自身が「天使と悪魔」を先に語りたいっこと
2つ目は、元々原作が「ダ・ヴィンチコード」よりも「天使と悪魔」の方が先であったこと

以上です。

見て欲しいのはダ・ヴィンチコードも同じなのですが、「天使と悪魔」から紹介していきます。

バチカンの映像美の映画か、映画よりも奥深い話がある原作か

 or 

映画の方は、バチカン旅行に行ったことはないのですが、教会やレリーフ、石像を中心にバチカン旅行を楽しめると思います。また、教皇が亡くなった後に行われる新たな教皇選出のためのコンクラーベが行われている間のバチカンの中も見られます。

小説の方は、重要なネタバレになってしまうので、曖昧にお伝えさせて頂きますが、
「科学」と「宗教者」の絡み合いが見どころです。

今回は映画について紹介していこうと思います。

あらすじ

科学研究所で「神の素粒子」と呼ばれる反物質(物体に質量を与えるもの)が生成された。しかし、研究者の1人が殺され、盗まれてしまった。
同じ頃、バチカン教皇が病気で亡くなり、新たな教皇を選出するコンクラーベが始まろうとしていた。

象徴学者のロバート=ラングドンバチカンからの使者に「バチカンに来るように」要請される。それは、教会の古代からの敵とされているイルミナティが、教皇の候補でもある4人の枢機卿を誘拐したというものだった。

 

 

 

以下、ネタバレありです。

 

 

 

 

 

「天使と悪魔」の見どころ(ネタバレ)

ダ・ヴィンチコード」のネタバレになってしまいますが、「ダ・ヴィンチコード」のの登場人物がこう言います。
「神は信じないわ。人を信じているの。人は優しくしてくれるから」

この映画は「神が素晴らしい」というものではなく、「神を信じる人々が素晴らしい」ということを示してくれる映画だと、私は思います。

物語の終盤で、3人の枢機卿が次々殺されていき、1人が身動きを取れなくされ、噴水の中で溺死で、殺されようとしている。ラングドン教授がその噴水に飛び込み、近くのカフェがある方向に向かって、助けを呼びます。
はじめは誰も気づいてくれなく、ラングドン教授の脳裏に「彼を助けられるか」と不安に思ったことでしょう。次の瞬間、水の中に男性が飛び込んでいきます。それを機に、カフェから助けが次々に現れて、枢機卿が助けられます。

そして、反物質が教会の下のネクロポリス(死者の都)で見つかったが、置かれた環境が悪く、爆発まで見込み時間よりも短かった。それを聞いたカメルレンゴは、待機していたヘリに反物質を持って乗り込み、上空まで急上昇する。
反物質は教会の広場の遥か上空で、爆発する。

 

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誰もがカメルレンゴが犠牲になったと思ったが、真っ白なパラシュートで爆風に巻き込まれながらも彼は生きていた。まるで、天使のように白いパラシュートを背中に大衆の中に落ちてくる。

……彼は奇跡だ。天使だ。

誰もがそう思ったことだろう。

しかし、彼は、この一連の事件の首謀者であった。この奇跡のような瞬間も、自作自演の「人の醜さ」というところでしょう。

 

 

「神は信じないわ。人を信じているの。人は優しくしてくれるから」

 

 

まるで舞台の主役かのように奇跡を作り上げたカメルレンゴよりも、
人々の純粋な善意の方が暖かく、素晴らしいものでした。

多分、1度だけ見た人は4人目の枢機卿……水の象徴として殺され、ルカ教皇となったバッティア枢機卿に与えられた善意がカメルレンゴの偽善に覆い隠されたと思います。

ぜひ、2回目を見て、映画で描かれた「人の善意」を見返してみてください。